石垣島の話題第２弾は獅子舞とシーサーに関してです．

シーサーは沖縄に古くから伝わる伝説の獣神で、その名前は「獅子」を沖縄の方言で発音したものです。石垣島ではシーシーとも呼びます．シルクロードを経て13～15世紀頃に中国から伝来したとされ，そのもとを辿ると紀元前のスフィンクスにまで行きつくともいわれています．長い長い歴史をもった沖縄の守り神ですね．

獅子の恰好で舞う獅子舞は旧盆明けなどに行われる，邪気を追い払い無病息災を願う伝統行事です．写真はわたしの母校の海星小学校の新校舎落成記念祝賀会での獅子舞です．獅子は暴れ獅子となって子供達に近くまで駆け回り，獅子使いが登場したりと，ユーモアを交えた勇壮な獅子舞が繰り広げられます．子供の頃に噛まれた記憶があります．．．

獅子の置物がシーサーとなります．主に家の守り神・魔除けの役目を持っています．対にして2体で置くのが一般的で口を開けているものが雄，口を閉じているものが雌になっています．口を開けている雄は悪霊を追い払い、口を閉じている雌は幸福を呼び込み今ある幸せを逃さないような役割を持っていると言われています．

写真２つ目に，我がクリニックのキャラクターを紹介します．左がタノシーサーさん，右がウレシーサー君です．クリニックでは笑門来福をモットーにしているので，タノシーサーさんにも笑ってもらっています．

受付にもシーサーが対になって置いてあります．左のシーサーが“笑って”，右のシーサーが“幸せくるよ”と言っています．来院されたら探してみてください．来院された皆様を守ってくれてます．